2014年のMoxbitは“新鮮”でした！2014年の人気記事、閲覧者の傾向まとめ

2014年はMoxbitにとって“新鮮”な年でした！

2014年も残すところ、あとわずかです！

2014年も終わりを迎えます。
『Moxbit』は2007年から運営開始され、今年で7年目となります。7年とは言えども、初期の頃はブログのような動的サイトではなく静的サイトであったため、今とは全く異なるサイト形式でした。今のような対話型ブログ形式のサイトが始まったのは、2009年の12月からなので、実質5年間の運営となります。

5年間運営してきましたが、当サイトにとって2014年は“新鮮”な年でした。他のサイトでも同じようにまとめ記事を公開しているかと思いますが、当サイトも2014年のまとめをしてみます。

2014年に最も見られた記事：人気記事トップ5

2014年の中で、閲覧数が高かった、上位5つの記事をまとめました。

第5位：【レビュー】便利すぎて笑っちゃう、スリムでプロ仕様の液タブ『Cintiq 13HD』（前編）

2013年9月に公開された記事。デザイナーや絵描きさん以外にとってはあまり興味のないガジェットではありますが、液タブの中で最も安価な製品であることから、購入を悩んでいる人にとって参考になったのかもしれません。

前編を執筆してから1年以上経過しますが、未だに後編が記述されていないというグダグダっぷりも発揮しています。サイト内検索の上位にcintiqというキーワードがランクインしているのを見て、心が痛い…。でもご安心を、後編は近いうちに執筆する予定です！

第4位：1クリックで犯罪者に…！不正ダウンロード違法化のまとめ

2012年2月に公開された記事。100を超えるコメント数から、いわゆる“違法ダウンロード”について疑問を持つ人が多かったと見られます。自分が日頃行っている行為は、果たして本当に違法性のないものなのか、確認してみると良いでしょう。ただし、この記事は執筆から時間が経過しているため、あくまで参考程度に捉えてください。

2012年の人気記事ランキング1位、2013年の人気記事ランキング1位と、3年連続でランクインしている記事です。しかし、今年の人気記事ランキングでは4位。2012年に執筆された記事なので、情報が古いことから閲覧されなくなったと考えられます。

第3位：難易度レベル別で紹介！PCの音質を向上させる7つの方法

2012年2月に公開された記事。お金のかからない音質向上方法から、ちょっとお金をかけて音質向上させる方法までを載せたため、PCオーディオ初心者の人に好評だったようです。

ちなみにですが、音質関係の記事はフォントの記事と同じく、なぜか人気の記事です。うーん、閲覧者にとってのニーズが分からなくなってきました…。

第2位：激しくオススメできない！ゲーミングノートPCを買ってはいけない5つの理由

2013年に公開された記事。手軽に高画質なゲームをプレイできるゲーミングノートパソコンについて、僕が思うことを述べた記事です。ゲーミングノートパソコンに興味を持つ中高生は多く、Twitterや某掲示板などで参考URLとして多く紹介されました。

コメント数は100を超えており、良い感じに賑わっています。僕の「買うべきでない！」という主張に対して、様々な肯定意見や否定意見が寄せられており、一読する価値のある記事になっています。“記事とコメント両方読んでこそ参考になる記事”は、僕の理想としている記事なのです。

第1位：本当にMacで良いの？初めてMacを買う人たちに考えてほしい6つのこと

2014年に公開された記事。プライベートでも仕事でも毎日Macを触れている、自称Apple信者幹部の僕が「PC初心者がMacを買って良いのか」「はじめてMacを買う人は、Macでなければいけない理由があるのか」ということについて述べた記事です。2位のゲーミングノートパソコンの記事と比較して2倍近いアクセス数を誇る、超人気記事になりました。

初めてMacを買う人だけでなく、久しぶりにMacを買う人にもフォーカスをあてた記事になっているので、多くの人に読んで頂けたかな、と。やっぱりMacに関する記事は人気がでますね〜。

2014年の閲覧者データを解析してみる

“2014年の新規記事数は非常に少なかったのに、アクセス数は急上昇した”というよくわからない状況…。せっかくなので、閲覧者のデータを解析してみたいと思います。

訪問者の年齢

25〜34歳が全体の38.38％、18〜24歳が23.40％、35〜44歳が22.66％、45〜54歳が9.36％、55〜64歳が4.36％、65歳以上が1.85％を占めていました。

訪問者の性別

男性が全体の76.5％、女性が全体の23.40％を占めていました。

使用ブラウザ

『Safari』が全体の40.1％、『Google Chrome』が26.9％、『Internet Explorer』が14.0％、『Firefox』が9.78％、『Android』が6.34％を占めていました。

使用デバイス

パソコン（PC/Mac含む）が全体の57.7％、ケータイ（スマートフォン）が34.95％、タブレットが7.34％を占めていました。

2014年のサイト内のできごとまとめ！

『Moxbit』においての、2014年のできごとをまとめてみました！

空白の半年間事件

今年の最初にもお伝えしたとおり、今年の夏は多忙によって更新停止せざるを得ませんでした。もともと更新頻度の高くないサイトではありますが、それでも毎月1回は記事を更新しています。今年の場合、3月28日に執筆した読者層ガン無視の“LaTeX（ラテフ）”の記事を最後に、10月27日の生存報告記事までまったく更新しませんでした。この何も更新しなかった半年間を、僕は“空白の半年間事件”と呼んでいます。

「更新停止するときは、また記事としてお伝えします」と言っておきながらも、パッタリと更新しなくなってしまったのには少し反省。この空白の半年間、実は、Twitter上では何事もなかったかのように色々なことをつぶやいていました。

『Moxbit 4.5 GoldenEagle』の公開

『Moxbit』は毎年、リニューアル、通称“バージョンアップ”を行ってきましたが、2013年は行いませんでした。結局、2012年9月にアップデートされた『Moxbit 4.4 Bluebird』は、2年以上運営されることに。

更新再開と同時にバージョンアップされた『Moxbit』は、『Moxbit 4.5 GoldenEagle』と名付けられています。5回目のバージョンアップは、『Moxbit』史上最大規模でした。Webデザインはもちろんのこと、独自システム（CMS）の開発、ブログ記事を書くための言語の開発、キャラクターのリデザインなど、ありとあらゆるものを再開発しました。

今回のバージョンの名前は“GoldenEagle（ゴールデンイーグル）”ですが、これは『Moxbit 4.1 Eagle（イーグル）』を意識していることに由来します。『Eagle』は『Moxbit』で最初のアップデートです。『Moxbit』の基本カラーである“ブルー”、“グリーン”、“オレンジ”の3色が初めて決まったのも『Eagle』ですし、Mac向けの記事を書き始めたのも『Eagle』が初めてです。

“テーマカラー”はWebサイトにとって、とても重要な要素です。バージョン4.1の『Eagle』で決定された基本カラーは、バージョン4.4の『Bluebird』まで、実に4年間もの間、使われてきました。『GoldenEagle』では、4年ぶりに基本カラーを変更しました。彩度を落とし、グレーを若干加えることによる、上品なカラーを採用。加えて、今まで「周りよりも異様に目立つ」という理由で避けてきた赤色も採用しました。

『GoldenEagle』で最も開発に時間がかかったものは独自システム『OX（オーテン）』ですが、最も悩んだものがキャラクターのリデザインです。以前のキャラクターは、とある絵描きさんに描いていただいたものでした。

僕が理想としている『Moxbit』は、Webデザイン・システム・完全オリジナルのキャラクターの3つの要素が揃っていること。“完全”なオリジナルキャラクターを目指すために、今回は僕がキャラクター描き上げました。
より読者の年齢層を広げるために、可愛らしくゆるいキャラクターにしようと、数年前から考えていました。異なるデザインのキャラクターをいくつも描き、その中から選んだモノが今のキャラクターデザインです。表情が豊かになったのはもちろん、スマートフォンのような小さな画面でキャラクターを見ても細部が潰れないなど、細かな懸念点をすべてクリアしています。

今までのアップデートは、すべて“デザイン”の改変を中心としてきましたが、今回のアップデートは“デザイン”よりも“プログラム”を中心としています。利用者にとってはあまりメリットのないアップデートになってしまったかもしれませんが、独自システム『OX』や記事を書くための言語『HERB』を開発したことにより、手間をかけず、それでいて品質も落とさずに記事を執筆できるようになりました。『OX』や『HERB』についての記事は、年明けに執筆する予定です。

シナモンがやっと女の子らしくなりました

「“ジャガアポー”、“パイナポー”、“シナモン”の3人は全員男である」と思っている人は予想以上に多い。シナモンの肩書きには“オフィスレディ”と、女性であることが明記されているにも関わらず、多くの人に男だと思われていました。もともと“ボーイッシュな見た目”がテーマのキャラクターだったので仕方のないことなのかもしれません。

しかし、『GoldenEagle』のキャラクターのリデザインに伴い、シナモンはやっと女の子らしくなりました。ロングヘアに変えたシナモンも描いてみたものの、以前の面影がなくなってしまったので、ポニーテールに変更。これで「男臭いサイト」と言われなくなるでしょう！！

“新鮮”な1年でした。

記事タイトルにも記述されているように、『Moxbit』にとって今年は“新鮮”な1年でした。

先述の“空白の半年間事件”ですが、ここまで長期間『Moxbit』を更新しなかったのは『Moxbit』公開以来初めての出来事です。「ブログ記事を執筆する必要がないので、毎日が楽になる」と以前から思っており、実際この半年間は更新しませんでした（できませんでした）が、「毎日が楽になる」なんてことはありませんでした。更新しない日が続くと「あー記事書きてぇー！」と思うことが何度かあったので、やっぱり僕はブログ記事を執筆することが好きなんだと思います。

『GoldenEagle』のアップデートで、プログラム・デザイン共に、ここまで趣味のサイトに全力を注いだのは初めてです。特に独自システム『OX』の画面はとても新鮮。ブロガーにとって“ブログ記事を管理する画面”は、自分の部屋そのもの。そんな“記事の管理画面”がガラリと変わったことに、新鮮さを感じずにはいられません。
独自言語『HERB』を用いて記事を執筆するのも新鮮です。当サイトのような、キャラクターが対話する記事を書くのはとても面倒くさく、今までも面倒くささを感じながら記事を執筆していました。『HERB』は『Moxbit』のために開発された言語なので、とても少ない記述量で記事を執筆できます。

キャラクターのリデザインだけでなく、コメント欄に表情機能を付けたのも新鮮な要素の1つ。とても小さなコミュニケーションツールではありますが、僕にとっては新たなSNS感覚だと思って使っています。「この人はどんな思いでこの表情を選んだのだろう」と勝手に考えるのも好きです（笑）

去年1年間のまとめ記事でもチラッと記述したように、対話型形式のブログは「古くさい」という印象を持たれます。今回のアップデートによって“近代的な対話型ブログ”を思わせるデザインにしてみましたが、まだまだ古くささを感じられる部分はあります。

来年公開されるかわかりませんが、次期バージョンの『Moxbit』では、プログラミング重視の方針によって築き上げられた『GoldenEagle』をベースとし、デザイン重視アップデートを適用させ、“完全に新しい対話型ブログ”を作りたいと思っています。

これが2014年最後の記事となりますが、2014年も当サイトをご覧頂きありがとうございました。それでは、2015年初めの記事でお会いしましょう！