“Command+E”で新規Finderを開くように設定したら超便利な件について

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“Command+E”で新規Finderを開くように設定したら超便利な件について

Command + Eキーで新規Finderのウインドウを開くように設定したら超便利になりました。

シナモン
パイナポー
ジャガアポー

多くの人がおこなっている開き方

既にFinderのウインドウを開いている状態で、新しいFinderのウインドウを開きたいときってありますよね。多くの人が以下のどちらかの方法で、新規Finderウインドウを開いていることでしょう。

Dockから新規ウインドウを開く

Dockには常にFinderのアイコンが左側に表示されていますが、すでにFinderのウインドウを開いている状態でクリックしても、そのウインドウが最前面に表示されるだけで新規ウインドウは開かれません。

mac-new-finder-come-dock

そこでDockのFinderアイコンを右クリックし新規Finderウインドウをクリックします。すると、Finderの新しいウインドウが開かれます。

Finderをアクティブにしてから“Command+N”

WindowsでのCtrl + Nと同じように、MacではCommand + Nでそのアプリの新しいウインドウを開けます。

既存のFinderウインドウをクリック、もしくはデスクトップをクリックしてFinderをアクティブ状態にしたあとCommand + Nで新規Finderウインドウを開けます。

Windowsの“Windows+E”が便利!

Windowsではファイルブラウザとして『エクスプローラー』が搭載されており、Windows + Eで新規エクスプローラーウインドウを開けます。
特にMacとの大きな違いはどのアプリがアクティブになっていようとWindows + Eを押せば新規エクスプローラーウインドウが開くところです。

mac-new-finder-come-windows-sample
ジャガアポー

“Command+E”でFinderを開くように設定してやる!

「仕事をしているときもブログ記事を執筆しているときも、いちいちいちいちいちいちFinderをアクティブにするのはもう面倒だ!もうWindowsに乗り換えてやる!」と思ったそこのあなた…。

(もっと簡単な方法で)開かぬのなら、(Command + Eで)開かせてみせよう、ふぁいんだー。

“じゃ・ガ・あぽー”の名言 より抜粋

…ということで、どのウインドウがアクティブであってもCommand + Eを押せば新規Finderウインドウが開くように設定しましょう!

パイナポー
mac-new-finder-come-sample
ジャガアポー

『QuickSilver』のトリガー機能を使う

Macには『QuickSilver』という便利なランチャーアプリがあります。多くのMacユーザが知っているアプリではないでしょうか?
この『QuickSilver』のトリガー機能を使って、Command + Eの機能を実現してみましょう!

1. 『QuickSilver』を導入する

以下のリンク先の左上から『QuickSilver』をダウンロードできます。

ダウンロード後、『QuickSilver』を起動します。

2. AppleScriptを導入

当サイトが用意したAppleScriptを、以下のリンクをクリックしてダウンロードします。

“FinderOpen.scpt”をダウンロード

このAppleScriptファイルを解凍し、どこかのフォルダへ置いておきます。

3. 『QuickSilver』のトリガーを設定する

mac-new-finder-come-quicksilver-menu

『QuickSilver』を起動するとメニューバーの右側にアプリのアイコンが表示されるので、クリックしてメニューを出しTriggers...を選択します。

mac-new-finder-come-quicksilver-trigger
ジャガアポー

左下のボタンをクリックし、HotKeyを選択。

するとSelect an itemというウインドウが表示されるので、そこへ先ほどダウンロードしたAppleScriptファイルをドラッグします。Saveを押すとリストへ追加されます。

追加されたリストのHotKeyという部分をクリックすると横に新たなウインドウが展開されます。HotKeyの項目にあるEditというボタンをクリックして、Command + Eキーを押します。

mac-new-finder-come-quicksilver-trigger-edit

これで設定は完了。ウインドウを閉じてください。

マウスユーザにとっては超便利!

本来Mac向けではないゲーミングマウスをMacで使っており、このマウスは多くのボタンを搭載しています。親指にあるボタンを押すと、新規Finderウインドウを開くように設定したところ、とても作業効率があがりました

このマウスには他にもCommand + Wでタブを閉じる、Command + Qで終了、『MissionControl』の起動、戻る、進むなどの設定をしてあります。
ウインドウを開いたり閉じたり、前のページへ戻ったり他のウインドウへ切り替えたり…たった1つのマウスでウインドウを柔軟に操作できるようになりました!

いやー、快適快適!

あとがき
シナモン
ジャガアポー
シナモン
パイナポー
シナモン
ジャガアポー
シナモン
ジャガアポー
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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コメント
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Ak

とても参考になりました。
今回配布して下さったスクリプトはMacのHDをFinderで開くものでしょうか。
私としてはマイファイルや、ユーザを開きたいのですが・・・。
ソースコードのどこを書き換えれば良いのか、ご教示賜りたく存じます。
C言語ぐらいしか分からないもので(汗)
お手数ですがよろしくお願いいたします。

ジャガアポー

 コメントありがとうございます。

 おっしゃるとおり、本記事のスクリプトはHDを開くものです。

ユーザフォルダを開く(ユーザ名が“jagaapple”の場合)
3行目を「set adisk to folder "Users:jagaapple" of startup disk」に変更

 マイファイルについてはちょっとわからないですねぇ…。
マイファイル自体のディレクトリパスはわかったものの、どうやら特殊なディレクトリのようなので…。

 ダブルクオーテーションで囲まれた部分が開かれるディレクトリパスになります。
いろいろいじってみて、自分に合ったものにしてみてください♪

Ak

ご丁寧にありがとうございました。m(_ _)m

パイナポー

追記:記事内のAppleScriptファイルを修正しました。すでにダウンロードされた人は再度ダウンロードをお願いします。

nobio

AppleScript でホームフォルダを指定するには、

1)set xdr5 to a reference to "isono HD:Users:namihei"
2)set xdr5 to folder "Users:namihei" of startup disk
3)set xdr5 to ((path to home folder) as text) as alias

のような方法があるようです。2のように「:」と「of」を
組み合わせる書き方は、この記事で初めて知りました。
3も、ごくごく最近知った書き方
http://dragox.exblog.jp/17603393/
なのですが、ディスク名にもユーザー名にも依存しないので、配布用には便利かと思います。

ところで USBメモリーを排出するときはどうしてらっしゃるんですか。僕は「選択して command + E」なんですけど。まあ最近は USBメモリーの出番自体が激減してはいるのですが。

ジャガアポー

 コメントありがとうございます。

 なるほど…、僕はAppleScriptについてはほとんど理解していないので参考になります。

僕はUSBメモリは使いませんねぇ…。ほとんどはクラウドでできてしまうので(汗)

nobio

たしかに。そう言えば僕も、一番最近 USBメモリを使った用途は
「デジカメを偽装して Dropbox 増量キャンペーンに楽にトライする」でした。
http://bit.ly/HfZLJh

ゲゲゲのゲスト

“Command+E”で新規Finderを開くというのは、やってみたら凄く便利でした。
ありがとうございます。
ちなみに、自分はBetterTouchToolで設定しました。

ゲゲゲのゲスト

blacktree⇨「サーバーが見つかりませんでした」

ゲゲゲのゲスト

とても参考になりました。
Triggerに登録し、command+Eでの起動の動作もうまくいくのですが、
PCを再起動をすると、保存したTriggerからスクリプトを登録した「Select an item」の部分がTypr to seachとなりスクリプトが外れてしまうのですが、原因わかりますでしょうか?

ゲゲゲのゲスト

最新バージョンへアップデートしたところ保存されるようになりました!

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