『Apple Pencil』は、Appleがかつて嫌っていたペンではない

26 コメント
『Apple Pencil』は、Appleがかつて嫌っていたペンではない

“かつてAppleが言った「スタイラスペンなんて必要ない」という言葉に、『Apple Pencil』は反しているのか”という考察をしてみました。

シナモン
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スティーブ・ジョブズが嫌っていた、スタイラスペン

さかのぼること2007年。『Macworld』と呼ばれるAppleの新製品発表会にて、初めてのiPhoneとなる『iPhone』が登場しました。
なお、この『iPhone』こそが初代iPhoneであり、欧米でのみ販売されました。

多くの人が勘違いしていますが、2008年に日本で発売された『iPhone 3G』は、初代iPhoneではありません。

この『Macworld』で『iPhone』を発表する際、当時のスティーブ・ジョブズCEOは、以下のように語っています。

マウスなんて持ち運びたくないだろ?じゃあ、どうする。
スタイラスペンなら適切か?いや、ダメだ。
誰がスタイラスペンなんて欲しがるんだ?手に入れても、すぐにどこかになくすに違いないだろ。オエッ!
誰もスタイラスペンなんて欲しがらないよ。

We don't want to carry around a mouse, right? So what are we going to do? Oh, a stylus, right? We're going to use a stylus. Nooo. Who wants a stylus? You have to get them and put them away and you lose them. Yuck. Nobody wants a stylus.

シナモン
ジャガアポー

当時のスティーブ・ジョブズCEOは上記のスタイラス批判に続けて、「みんな生まれながらにして持った、最高の入力装置があるじゃないか!」と言い、“iPhoneは指で操作するものだ”と説明しました。

この製品コンセプトが世間に受け入れられたかどうかは、現在のスマートフォン市場を見れば明らかであり、iPhoneはAppleの収益の7割以上を占めています。

「Who wants a stylus?」からの『Apple Pencil』登場

apple-pencil-not-stylus-before-after

2007年から8年後の2015年、ジョブズなきAppleは、『Apple Pencil』という『iPad Pro』向けペン型入力装置を発表しました。iOS端末向けのスタイラスペンは、今までもサードパーティから発売されてきましたが、AppleがiOS端末に向けてペン型入力装置を開発したのは初めてです。

ガジェット好きにとって『iPhone』は無視できない存在であり、「Who wants a stylus?」という言葉はAppleファン以外にも広く知られています。
『Apple Pencil』が発表されたとき、真っ先にこの言葉を思い浮かべた人も少なくないでしょう。

シナモン
パイナポー

『Apple Pencil』は、(ジョブズが言った)スタイラスペンではない!

『Apple Pencil』は、かつてAppleが嫌っていたペンではないのです。これは、「製品名が“Apple Stylus”ではないから…」という意味ではありません。

当時のジョブズCEOは「スタイラスペンなんてダメだ」と発言しましたが、これは“iPhoneを操作するための入力装置として、スタイラスペンなんてダメだ”という意味で発言しています。“いつもどこでもiPhoneを操作するために、スタイラスペンを一緒に持ち歩くなんて、スマートではない”ということですね。

今回『iPad Pro』向けに『Apple Pencil』が登場しましたが、もともとiPadは指で操作することを前提とした端末です。Appleは、指で表現できないことを補うための装置として『Apple Pencil』を開発したわけです。
その証拠の1つに、『iPad Pro』向けの『Apple Pencil』はオプション品となっており、使いたい人は別途購入する必要があります。

というわけで、皆さんも『Apple Pencil』買いましょう

apple-pencil-not-stylus-image

以上です。

あとがき
ジャガアポー
パイナポー
シナモン
パイナポー
ジャガアポー
シナモン
ジャガアポー
パイナポー
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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コメント
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メガネさん好き

ご考察、確かに納得です。別に指で操作できなくなったわけじゃないですからね(笑)

あと、欧米だと(特別ガジェット好きじゃなくても)大学生が紙の代わりに、普通のビジネスマンが手帳の代わりとして、当たり前のようにiPadで仕事してたりするので、やっぱりペン型入力装置は必要だったんでしょうね。そもそも、日本語tと違って英語文献だとOCRの精度も段違いですし。

日本だと会議中にiPadでメモ取っていたら、ヘタすれば叱責ものですが(汗)

ジャガアポー

 日本語はひらがなだけでなく、カタカナや漢字がありますからね…。極限までOCRの精度を上げてもらって、かなり適当な文字を書いても、自動で指定したフォントの文字に置き換えてくれるアプリがでてくれれば…。

 『iPad Pro』と『Apple Pencil』や液晶ペンタブレットは、今でこそ「従来の紙の方が良い!」と思う部分がありますが、いずれ完全ペーパーレスの時代はやってくると思っています!

しきしま

 ナポーのツッコミに草
 にしてもあのバッテリーケースは特許絡みとはいえ残念ですねー。管理人さんの感想が知りたかったのですが、丁度良かったです。もうちょい詳しく聞いてみたいところですが

ジャガアポー

 初代iPad発表時、Appleが純正のケースを出したこと自体不思議に思っていましたが、まさかバッテリーケースもでてくるとは…。
デザインはAppleとは思えない斬新さがありますが、使った人による感想は「付けていないときと比べると、持ちやすくなった」ようです。でも、外付けバッテリーが不要なほどのバッテリーを搭載させ、ハナから持ちやすい形状のiPhoneを開発してくれれば良いのに…。

バタートースト

結構なそもそも論になってしまうかもしれませんが、初代iPhoneが出たときは当然iPadなんて出てない。
pencilはiPad向けの製品なので「ジョブズ思想の否定」にはならないと思う。あくまであれはiPhoneを操作するにあたっての話ですから。
それでに初代iPhoneなんてapp sotreすらないOSです。もう前提が違いすぎてます。
ジョブズの言葉一つ一つにとらわれるのはあまりよくないかと、すばらしいCEOでしたが、彼がなくなりもう4年経ちました。なくなる直後に発表されたのは4S、今はもう6Sが売られてます。
ITにおいて、古い思想にとらわれるのは絶対にあってはなりません。
それこそジョブズが言っていましたが「変わり続けるものだけが生き残れる」ということだと思います。

ジャガアポー

 iPadはiPhoneのあとに発売されましたが、実は2003年にiPadのプロトタイプ製品とも言える『035』が開発されていました。『035』の写真を見ると、現在のiPadより分厚いものの、物理ボタンをほとんど搭載させていないことから、この時点で指での操作を前提とした端末になっています。
(このことは、ジョブズも「マルチタッチディスプレイを搭載したタブレットを作るつもりだった」と明言しています)

しきしま

 なんというか、ジョブズはケースを着けるのを嫌がってましたし、私もAQUOSPhoneですが着けていません。元のデザインを損なってしまうのは残念です。特にアイポンは質感がいいのでねえ……。個人的には無闇な薄型化よりバッテリー増の方がこれからは売れそうな気がします。5000mah

しきしま

Lenovoなんかは5000mAhという巨大バッテリー搭載のスマホを出してるので、アップルでも(流石にそこまでは求めませんが)大容量バッテリー搭載はやってくれればいいんですけどね。

ジャガアポー

 今のAppleには薄型化にかなり力を注いでいるので、厚さが増す要因ともなるバッテリー容量増加はなさそうです。
相対的に増やすとするならば、ソフトウェアのチューニングで、更なる省電力稼働ですかね。

jun

懐かしいですね。
自分はスティーブが亡くなったからappleが好き勝手やってると思っていましたが、流石apple信者の管理人さんです。

ジャガアポー

 でっへっへ!

Yuki

要するに絵を描く人は必須ってことですかね?

ジャガアポー

 そうです!

ゲゲゲのゲスト

技術が進歩してiPadProだからできるようになったことに対応するための入力デバイスですね。

ジャガアポー

 ペン型入力装置が活かされるのも、この大きさならではです!

もうえもん

時には人柱wのブログ。いつも楽しく読ませてもらっています。Apple pencil昨日やーーっと手に入れました。Appleがオプション品扱いとしているから仕方ないですけど、Ipad proと一緒に持ち出すのに、どこにしまうっていまいち収納場所に困ります。前のレビューにあったように、さすがにpencilの元箱がぴったり収まっていいのですけど、紙なので持ち運びにはボロボロになりそうで。ちょっと前までなら作らないiphoneのバッテリーケースをアップルが作るくらいですから、appleペンケースを作ってくれれば良いのですけど。Kickstarterで資金募集中のApplepencilのガジェットであるQuarter。けっこう気になってますので是非人柱に・・・・

ジャガアポー

 そうなんですよー!『iPad Pro』を持ち運ぶとなると『Apple Pencil』の収納場所に困るという…。せめて純正ケースに収納場所を設けてくれれば…オプション品だから設けてくれないですかね、やっぱり。

 『Quarter』のデザインはあまり好きじゃないのですが、買ってみようかなあ…。

アポー信者

今回のiPad proとApple pencilには色々な面で裏切られました、良い面で言いますとキーボードが使えるようになった点と指ではなく、鉛筆を使っている様な感覚で書けるようになったアクセサリー、僕は以前iPad Airに指で絵を描いていたのですがどうしてでも指では表現出来ない描写をiPadpro

アポー信者

が綺麗に裏切ってくれました。悪い点でいいますとAppleのデザインがどんどん悪い方向に進んでると思います。今YouTubeを見ていただけると分かると思いますがiPadproはかなり折れやすなっています。画面も大きくなった分いいのですが。これがまた落としやすくケースが不可欠になりました、つまり、ジョブズ信者にとっては最悪の商品になってしまったと思われます、iPhoneに対してはiMac、New MacBook、AppleTVほぼ全てを購入した僕でもiPhone6以降からは買っていません、機能は確かにiPhone5sより上ですがデザインの面で落としやすいのと折れやすい、さらに画面が大きいので、僕としてはそれではスマートフォンのあるべき姿ではないのかと思います。長文ととちぎれてすみません。。。

ジャガアポー

 まぁ、端末が薄くなれば薄くなるほど折れ曲がりやすくなるのは、当たり前のことです。これは、どんなに堅い物質でも、薄くすればするほど耐久性は減少します。
ただ僕は、iPadに関してはどんどん薄くなっていって欲しいと思っています。iPhoneのようにポケットに入れるようなものではないので。

1割アップル信者

ニーズに合わせるのではなくニーズを作るアップルが好きだったんですが、
まあ充電期間でしょう!(たぶん)

ジャガアポー

 昔のAppleは“自分たちが欲しいものだけを作る”という理念で製品を作ってきましたが、最近のAppleは変わってきましたね。
まあでも、会社として経営していくには、仕方のないことかもしれません。それでも、Apple独特なブランド感は、他社にはない強みだと思っています。

ゲゲゲのゲスト

キーボードに ← → が欲しいです…
タップと長押しタップが難しい… 1文字ズレるんです…
(6 Plusの横持ちの時は登場する謎のポリシー)

ジャガアポー

 たしかに…。
あれだけ大きい画面なんだから、フルキーボード(カーソルキー付き)にしてほしい…。
一応、二本指でキーボードをスライドすることでカーソル移動はできるようになっています(『6s』以降のiPhoneならば、キーボードをForceTouch)。

Apple好き

iPad air2もアップルペンシル 対応してたらないいのに…(残念)

ちなみに、iPad air2使っています。

ジャガアポー

 『iPad Air 2』の『Apple Pencil』対応版が9.7インチの『iPad Pro』ですからね…。

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